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ござを使用される前には乾いた布等でござの目に沿って軽く乾拭(からぶき)きしてください。 |
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普段のお手入れは、ござの目に沿ってやさしく掃除機をかけて塵や埃を吸い取ります。畳やござの掃除は昔からほうきとお茶っ葉が一番適しているともいわれます。出がらしのお茶っ葉をギュッと絞って畳やござに撒き、ほうきで一緒に掃き出せば埃も香りもスッキリします。
拭くときは、ござや畳の目に沿って、必ず乾いた布や雑巾で拭いて下さい。汚れを見つけたら、酢を薄めた水に布や雑巾をつけ固く絞って拭き、よく乾かしましょう。 |
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ござや畳は水分を多く含んだもので拭き掃除をすると湿るため、カビの発生原因となります。濡れたもので拭きあげると変色の恐れがありますし光沢がなくなってしまいます。きつくしぼって拭いた後かるく乾拭きして下さい。 |
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ござは2~3日晴天が続いた時には室内の風通しを良くして乾燥させるようにして下さい。 |
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電気掃除機はござの目に沿ってゆっくりと軽くかけて下さい。強くかけるとい草を傷める原因となります。 |
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加湿器の過剰使用もござを湿らせますのでご注意下さい。カビの発生原因となります。 |
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お部屋の中で犬や猫等のペットを飼われますと、ござが傷つくと共に、ダニ等の発生原因ともなります。 |
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直射日光はござを傷め、変色や日焼けを強くしますのでご注意ください。 |
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乾燥し過ぎるとい草自体の繊維が壊れますので窓を開けるなどしてある程度の湿度を取り込むようにして下さい。 |
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食べこぼしや飲み物をこぼしたときまたは液体をござの上に落としたときは直ぐに拭きとり、乾いた布等で乾拭きして下さい。 |
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フローリング等の滑りやすい床材の上にござを敷かれる場合は、滑り止めシート等をござと床面の間に敷いてござがずれないようにすることをお勧めいたします。滑り止めシート等はホームセンター等に置いてあります。 |
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使用されない時は、一旦陰干しをし、い草の目に沿って掃除機をかけ、新聞紙等に包んで日の差さないところに収納してください。収納は湿度の低い2階が適しています。 |
(13) |
梅雨時期、夏場は湿度がかなり上がります、十分な換気をして部屋を閉め切ることがないようにしてください。エアコンのドライも効果がありますので時々室内を乾燥させて下さい。 |
(14) |
い草を染色しておりますのでズレや摩擦により若干色落ちする場合もあります。 |