店主紹介

　福岡県の筑後地方は、およそ４００年前から「い草」による「ござ」の生産が始まりました。

私の家は戦後祖父が機械織機によるござの生産をはじめ、小さい頃から作業場で遊んだり、手伝いをしたりして、い草やござが常に周りにありました。

　私は長男で学校卒業後数年間会社勤めをした後、平成元年から父のもとでござ販売の手伝いをしております。
私がござの仕事を手伝い始めた頃は、国産のござがほとんどでした。

　その後、「ござ」も台湾、韓国、ベトナム、中国などから輸入品が増え始め、国産のござは徐々に減少していきました。

現在我が国で流通しているござ製品の約８０％が輸入品という状況です。
輸入品がよくないということではありません。しかし、国産い草は表皮が強く、い草の芯が詰まっていてコシがあり、丈夫に出来ています。

国産は様々な要因で高価になってしまいますが、高級品に関しましては、輸入品に比べ断然国産ござの品質が優れています。

　ネットショップ運営にあたり特に製品の品質にはこだわり、
国産の高級品ではありますすが「最上級のものをより安く」をモットーに
お客様から「快適で気持ちいい」、「やっぱりござが一番」と喜んで頂けるような商品の提供と
お客様お一人お一人のニーズにお応えできる小廻りの効くショップを目指していきます。

　私がインターネットのホームページを開設しようと思ったのは、皆様があまり目にすることのない上等な筑後柳川特産の「掛川織花ござ」や「本当に良い国産のい草製品」を知って頂きたいと思ったからです。

以前『いいものを送ってくれてありがとう』というお客様からの声を聞いたときは、望外の喜びで「この仕事をやっててよかった」と思えたからです。

　「掛川織の花ござをはじめとするい草関連商品を通して四季のある日本の暮らしを健康で快適なものにする」をショップ運営のポリシーとしています。

　い草で出来たござや花ござは、二酸化窒素等の有害ガスを吸収してお部屋の空気をきれいにしたり、湿気の多い季節には余分な湿気を吸収し、乾燥すると適度な水分を放出するなど人の健康によいすぐれた自然素材の敷物です。
又、い草の香りにはリラックス効果があり、花ござやござ、い草で出来た畳には程よいクッション性もあります。

さらっとしてべとつかず直ぐに拭けば汚れも付きにくく衛生的です。

このように「ござ」は日本の気候風土に最適の敷物（カーッペト）であると言うことをより多くの皆様に知って頂きたいと願っています。


　名前は大渕亮輔、甘いものが好きな４8歳のおじさんです。家族は父、母、妻、長男[ゲームに夢中な小学校3年生]と私を含めて５人です。
趣味とまではいえませんが書道とか空手道とか「道」のつくものが好きです。

これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。