花ござの製造工程について
い草の植付け | (8月の暑い時期から苗の準備が始まり、健全に育った苗を11月から12月にかけて田に植付けます) | |
→い草の刈取り | (6月から7月にかけて生育の良いい草を機械で刈取ります) | |
→い草の泥染め加工 | (刈取られたい草は、しおれないうちに粒子の細かな染土を分散させた水に浸します。これによってい草特有の香りと色を出し退色を遅らせます。また、カビ防止の効果もあります。) | |
→い草の乾燥 | (泥染めしたい草は、乾燥機械で乾燥します。乾燥の良否で、い草の品質への影響があります。) | |
→い草の選別 | (い草の伸び、長さ、色調、硬軟等により大別した後、選別機械にかけて長いものから順に選別されます。長いものほど生育の熟度が揃っているため良質の原料となります。当ショップは、この良質の長いい草を使用しています。) | |
→い草の染色 | (い草を染色釜の中に入れ100℃近くで約30分沸騰させます。染色方法の違いにより1時間沸騰させることもあります。) | |
→ござの製織 | (デザインした織柄を厳選された良質のい草のみを使用し織機械により丁寧に織り上げます。) | |
→ござの乾燥 | (織込んだござに含まれている余分な水分を蒸発させます。天日干しで約1時間位です。) | |
→ござの仕上げ | (ござの両面を布やへちま等で拭き取り艶と光沢をだします。い草の折れなどの織りキズを取り除きサイズに合わせて長さを揃えます。) | |
(デザインに沿ってサイズ通りに縦糸で |
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→ござの樹脂加工 | (染色されたござの色落ち防止、防カビ用に樹脂をござ全体に吹き付け約140度の熱風で乾燥させます。) | |
→ござの |
(ござの周りに様々な種類の縁の中からござのデザインに合うものをミシンで縫いつけます。) | |
→完成 |